【Estill Voice Training®を学んできました!】
こんにちは!
studio bankの鈴木です!
歌を歌うとき
・高い声が出ない…
・ミックスボイスってどうやるの?
・感覚的な指導じゃ限界がある…
そんなふうに悩んでいたのは、私自身です。
ボイストレーナーとして指導する立場になった今、改めて
「科学的に裏付けられた発声法」が必要だと感じました。
声の不調、伸び悩み、感覚頼りの限界。
それらを理論から解決できると注目されているのが
**Estill Voice Training®**(エスティル・ボイス・トレーニング)です。
そこで、私は
7/12、13、19~21日の5日間にわたり、エスティルの集中セミナーに参加してきました。
そもそも、エスティルってなに?
エスティルは、声のしくみを解剖学・生理学に基づいて理解し、自在にコントロールすることを目的とした発声法です。
感覚ではなく、発声に関わる器官を細かく分類し、
エクササイズを用いて各器官をコントロールする方法を学びます。
(厳密にいえば、13個の「フィギュア」を一つずつ独立してコントロールする。
フィギュアというのが各々の器官のこと。声帯、仮声帯、甲状軟骨、輪状軟骨、喉頭(のど仏のこと)etc…などなど。)
これらを、まるで楽器のように自分の声を分解して再構築するのが、エスティルの魅力です。
どうやって学んだのか?
今回参加したのは、Voice Professionals(代表:安倉さやか氏)主催の
**ナオミ・イヤーズ氏によるEstill Voice Training公式セミナー(Level 1&2)**です。
ナオミ氏は、Estill公認のマスタートレーナーであり、ロンドンやニューヨークなど世界中で活躍されている実力派。
日本でも数少ない「エスティルの真髄」を体感できる講師のひとりです。
✅Level 1(7/12・13・19):理論と13のフィギュアを徹底体験
初日は、「声とはどう生まれるのか?」という生理学・解剖学に基づいた理論からスタート。
喉頭、声帯、軟口蓋、舌骨…普段から意識することのない「声の構造」にフォーカスしながら
13個のフィギュアを一つ一つ体験し、分析する内容でした。
ナオミ氏の実演と安倉氏の補足説明がとても分かりやすく、
「この動きが*あんな声*になるのか!」という驚きの連続。
例えば、
発声の始まりには3種類あるというのも、まさに目からウロコの内容でした。
✅Level 2(7/20・21):BeltやTwangなど、実践的な声の作り方
後半の3日間では、いよいよ応用編。
特に印象的だったのが、*Opera(オペラ)*とBelt(ベルティング)*のトレーニングです。
Operaとは、クラシック歌唱で使われるような豊かで深みのある響きを持つ声のこと。
舌や喉頭の位置など、エスティルの理論に基づいて「意図的に」オペラ声を作る練習を行いました!
これまでなんとなく“真似して”出していた声が、
「なるほど、こうやって作るのか」と理解できたことで
喉への負担も少なく、再現性のあるクラシカルな発声の作り方を学びました。
Beltについても、ミュージカルなどで使われる強く明るい声を、喉を傷めずに出す方法を理論と実演で学びました。
どちらも「感覚」ではなく「構造」で理解できるのが、エスティルならではの強みだと感じました。
このように、**Estill Voice Training®**では、「感覚ではない声の世界」を体系的にかつ実践的に学ぶことができました。
今すぐ、声を変えたいあなたへ
もし、あなたが
・今の自分の声に自信がない…
・人前で歌うと喉が痛くなる、疲れる…
そんな悩みを抱えているなら、studio bankのボイストレーニングにぜひ一度お越しください。
今なら体験レッスン無料で受付中です♬
「声って変えられるんだ」と体感していただける内容となっていますので studio bankに遊びに来てください♪